ソフトボール投げのポイント

ボール

小学校の体力測定で行うソフトボール投げについてより遠くまで投げる為のポイントを説明します。大きくポイントは下記の3つです。

①ボールを正しく握る

②肘を肩より高く上げて後ろに引く

③足の踏み込み

です。プラスのポイントも説明していきますので少しずつ練習して身につけていきましょう。

①ボールを正しく握る

一つ目のポイントは「握り方」です。

ボールを5本の指全部を使って握らず、野球の握り方と同じ人差し指と中指と親指の3本指で握ります。ソフトボールが大きくて握りにくい子は、人差し指と中指に加えて薬指も使って3本の指で上から押さえて親指で下から支えて持ちましょう。正しい握りでボールを投げることによりコントロールもよくなります。

プラスポイント

1.手首のスナップを効かせる

上手く投げれるようになったら手首のスナップを使うことを教えます。投げる瞬間手首を(猫の手のように)おじぎさせるように練習させましょう。

2.ボールは体の前で離す

ボールを離すタイミングも大変重要です。慣れていない子どもはボールを離すポイントが体の真上を通過した辺りになりがちです。しかしこれでは力がうまくボールに伝わりません。遠くへ飛ばすためのコツは、体のなるべく前の方で離すこと。こうすれば最も大きな力をボールに伝えることができます。なるべくギリギリまで溜めて投げるよう意識します。但し、ボールを放すタイミングが遅すぎてボールを真下に叩きつけてしまう様な時はボールをお空に向かって投げるように呼びかけると良いでしょう。

3.斜め45度を意識する

実際のソフトボール投げは、少し上を見て30度から35度上に向かって投げると距離が伸びやすくなります。しかしその角度を狙うと意外と低くなりがち。そこで初めのうちは斜め45度を意識して投げるのがコツです。

②肘を肩より高く上げて後ろに引く

二つ目のポイントは投げる時に肘を肩より高く上げ、後ろに引くことです。

ボールの飛距離は、肘を後ろに引いた分だけ伸びます。そのため、投げるときは、なるべく肘を後ろに引いて勢いをつけてから、前に投げるようにしましょう。肘を上げることで体の捻りを使う準備にもなります。肘の位置が低いままだと腕だけを使った横投げになりやすく、肘を痛める原因にもなります。

プラスポイント

1.(投げ手と)反対の腕は、斜め上方向に向けよう

最初は体を横向きにして大きく両手を広げて構えると良いでしょう。

2.肩ではなく肩甲骨を意識する

大変難しいですが、肩甲骨を回すよう意識させます。

こうすると肩は大きく自然に回り、腕の振りも大きくなりやすいのです。

③足の踏み込み

三つ目のポイントは足の踏み込みです。

足の踏み込みで体重を後ろから前に移していきます。一番わかりやすい例は、野球のピッチャーの投げ方です。ピッチャーは、投げるときに、投げる手と逆の足を前に踏み出して投げています。右手で投げる時には左足を前左手で投げるときは右足を前に踏み込みます。足を踏み込む前は体を後ろに傾けてから踏み込むと体重移動が簡単にできます。

プラスポイント

1.つま先は前

最後につま先をまっすぐ投げる方(前)に向けましょう!

2.サイドステップ

体を横向きにしてサイドステップを1~2回してから投げてみよう!

ステップの最後に胸を正面に向けること(腰の回転)を意識すれば、体の回転が身につきやすくなります。

3.フォロースルー

フォロースルーは腰の下まで腕を振り切ろう。

投げる時に使う力は「ステップの勢い体重移動腰の回転肩の回転腕の振り手首のスナップ&フォロースルー」。

ステップの最後に利き腕と反対側の足をまっすぐ前に出したら、体重移動しながら腰を回転させ、その勢いで肩が回転。腕が引っ張られる形で大きく振られて手首のスナップを利かせて投げることになります。そして投げた後腕は腰の下まで振り下ろします。これらの動きや力を連動させることができるとボールを遠くまで投げれるようになるでしょう。

まとめ

投げる力はまず、正しい投げ方で繰り返し練習することが大切です。投げ方を覚え、フォーム作りから練習していきましょう!

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